医療生協について
ウィズコロナの時代、地域の健康づくりの中心として、医療生協の発展を。
みなと医療生活協同組合
理事長 尾関俊紀
組合員の皆さん、あけましておめでとうございます。本年もよろしくおねがいします。新型コロナウイルスの感染が始まってから3年が経過しました。
この間、医療生協ではコロナ専門病棟、発熱外来を運用して、地域のコロナ対策に貢献するとともに、組合員のボランティアに支えられたワクチン接種の取り組みを行ってきました。協立総合病院は愛知県からも県政150周年での感謝状をいただきました。多くの献身的な組合員の皆さん、職員の奮闘に感謝しております。
昨年からはオミクロン株へと変異をして、重症化率は低下するものの、感染力は強くなりました。ゼロコロナを目指すことは難しく、ウィズコロナの時代を迎えていると言えます。
またコロナのために社会的活動が抑制されてしまいました。その結果としてフレイル(体力低下)や受診、健診の中断による健康被害も生じています。
ウィズコロナは、コロナを無視して振る舞うことではありません。変異株の特徴に基づく科学的対策を行うとともに、コロナによる健康被害、社会的被害を最小限に食い止めることが大切です。
今年は感染予防と、健康な社会生活の両立を目指したいと思います。組合員の皆さんの活躍によって協同組合の活動を強め、2030年のあるべき姿を語り合い、医療生協の未来を切り拓いていきたいと思います。